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【レポート/動画】『カプレーティとモンテッキ』プレコンサート「ふたりのベルカント―ベッリーニとショパン―」(6/30開催)
日生劇場<オペラを知る>シリーズ2021
NISSAY OPERA 2021
『カプレーティとモンテッキ』
6月に日生劇場のロビー(ピロティ)で開催した、11/13、14上演のオペラ『カプレーティとモンテッキ』のプレコンサート「ふたりのベルカント―ベッリーニとショパン―」の様子を、写真と動画でご紹介します。
『カプレーティとモンテッキ』プレコンサート
出演:オクサーナ・ステパニュック(ソプラノ)、山下裕賀(メゾ・ソプラノ)、夏目恭宏(ピアノ)
「ふたりのベルカント―ベッリーニとショパン―」と題し、二人の作曲家ベッリーニとショパンを取り上げました。
ベッリーニ作曲『カプレーティとモンテッキ』より、ジュリエッタのアリア「ああ、幾たびか」、ロメーオのアリア「ロメオが御子息を…」や二人のジュエットなどとともに、ベッリーニに多大な影響を受けていたという「ピアノの詩人」ショパン作曲の「ノクターン 嬰ハ短調 遺作」「歌曲 作品 74 より 「素敵な若者」」などをお届けしました。
オクサーナ・ステパニュックさんと山下裕賀さんのドラマティックな歌声と、夏目恭宏さんの鮮やかな演奏によりベッリーニとショパンの作品を聴き比べながら、彼らが描く「ベルカント(美しい歌)」世界をご堪能いただきました。
【動画】『カプレーティとモンテッキ』よりロメーオとジュリエッタの二重唱(第一幕)
第一幕 第六景
カプレーティ家の屋敷、ジュリエッタの部屋。束の間の再会を喜ぶロメーオとジュリエッタ。
ロメーオは、ジュリエッタを連れ出そうとする。しかし、父親を裏切ることのできない
ジュリエッタは、ロメーオの説得を拒む。
遠くから祝いの音楽が聞こえてくる。もう時間がない。
ジュリエッタはロメーオに、逃げるよう促す。しかしロメーオは「ここに残る」と言い、「君は僕の花嫁だ。僕の運命、人生、そして死は、君の手の中にある」と歌う。嘆くジュリエッタ。「これ以上、愛があなたを盲目にすれば、私たちは死んでしまう。私が生きているのは、あなたを愛しているから。この愛は私とともに死ぬでしょう」と歌う。
(今作の演出を務める日生劇場芸術参与の粟國淳も交えて記念撮影)
左から、夏目恭宏、オクサーナ・ステパニュック、山下裕賀、粟國淳
◆日生劇場<オペラを知る>シリーズ2021]
『カプレーティとモンテッキ』
【定員に達したため、申込受付終了】
♪プレコンサート「ふたりのベルカント―ベッリーニとショパン―」(6/30)
♪音楽レクチャー 《カプレーティとモンテッキ》その音楽の魅力(仮題)(9/18)
♪ドラマトゥルギー・レクチャー ダンテ『神曲』と分断の時代(仮題)(9/25)
NISSAY OPERA 2021 『カプレーティとモンテッキ』特設ページはこちら
■NISSAY OPERA 2021
『カプレーティとモンテッキ』
全2幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)
台本:フェリーチェ・ロマーニ 作曲:ヴィンチェンツォ・ベッリーニ
指揮:鈴木 恵里奈 演出:粟國 淳(日生劇場芸術参与)
管弦楽:読売日本交響楽団
【上演日程】
2021年 11月13日(土)、14日(日)
各日14:00開演(開場は開演の30分前)
【料金(税込)】
S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 学生席3,000円※
※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※学生席は2021年10月13日(水)10:00~販売開始。日生劇場電話予約のみの取り扱いで席数に限りがあります。対象は28歳以下で、法令で定められた学校に在学中の方のみ有効。窓口にて学生証をご提示頂きます。
【キャスト】11月13日(土)/11月14日(日)
ロメーオ:山下 裕賀/加藤 のぞみ
ジュリエッタ:佐藤 美枝子/オクサーナ・ステパニュック
テバルド:工藤 和真/山本 耕平
ロレンツォ:須藤 慎吾/田中 大揮
カペッリオ:狩野 賢一/デニス・ビシュニャ
ジュリエッタ(カヴァーキャスト):宮地 江奈
テバルド(カヴァーキャスト):糸賀 修平
ロメーオ(アンダースタディ):金子 紗弓
※ダブルキャストによる上演です。
※やむを得ない事情により、出演者等が変更となる場合がございます。予めご了承ください。
【スタッフ】
美 術 横田 あつみ
照 明 大島 祐夫(A.S.G)
衣 裳 増田 恵美(モマ・ワークショップ)
舞台監督 山田 ゆか(ザ・スタッフ)
演出助手 橋詰 陽子
合唱指揮 大川 修司
副 指 揮 水戸 博之、喜古 恵理香
コレペティトゥア 平塚 洋子、星 和代、矢崎 貴子
主催・企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
協賛:日本生命保険相互会社