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グラスハーモニカ演奏(サシャ・レッケルト氏)決定!11/12,13上演『ランメルモールのルチア』

NISSAY OPERA 2022『ランメルモールのルチア』

11月12日(土)13日(日)に上演する『ランメルモールのルチア』にて、グラスハーモニカ(サシャ・レッケルト氏)の演奏が決定いたしました!

本作品のクライマックスシーンである「狂乱の場」は、ルチアの独唱とフルートの演奏が印象的ですが、作曲当初は、グラスハーモニカによって演奏されることが構想されていました。本公演では、ガラス楽器の第一人者であるサシャ・レッケルト氏の演奏により、作曲家ドニゼッティのオリジナルの構想を再現します。ガラスの繊細な音色に乗せて奏でられる、ルチアの「狂乱の場」をぜひ日生劇場でご堪能ください。

 

グラスハーモニカ(ヴェロフォン):サシャ・レッケルト(Sascha Reckert)

 

【プロフィール】
ガラス楽器専門の演奏家、楽器製作者。

1986年からガラス楽器の専門家として世界の主要歌劇場で演奏するとともに、グラスハーモニカ等の歴史的なガラス楽器から現代の楽器まであらゆるガラス楽器の現代唯一の製作者として活動。グラスハーモニカより大きな音量の現代のガラス楽器”ヴェロフォン”を発明し、大きな歌劇場でもアンプ無しで演奏することを実現した。  

また、リヒャルト・シュトラウスの『影のない女』やドニゼッティの『ルチア』において、オリジナルのグラスハーモニカのパートを20年以上にわたり演奏しており、彼の貢献により、1991年にザルツブルク音楽祭は、リヒャルト・シュトラウスが意図したとおりのグラスハーモニカを伴う『影のない女』の世界初演を果たした。その後、世界的な歌劇場が次々に『影のない女』と『ルチア』のオリジナル楽器での上演を始めるようになった。2010年には、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー劇場の『ルチア』をオリジナル楽器で初めて録音した。

1996年にはガラス演奏家のプロのアンサンブル「シンフォニア・ディ・ヴェトロ」を創設。モーツァルトら18~19世紀のグラスハーモニカ作品はもとより現代音楽、オペラ、交響曲、ソロ作品、更にガラス楽器や声楽、あるいは他の楽器のために書かれた様々な様式の楽曲の編曲までを手がけ、ガラス楽器音楽の復興を行っている。

ソロ演奏家としては、英国ロイヤルオペラ、ミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場、パリ・オペラ座、ザクセン州立歌劇場、ネザーランド・オペラ、モネ劇場、フランクフルト州立歌劇場、チューリヒ歌劇場、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団で演奏、アンナ・ネトレプコ、ディアナ・ダムラウ、エレーナ・モシュク、ナタリー・デセイとの録音にも参加している。

 

 

愛と狂乱の悲劇…2020年に翻案上演した作品を「完全版」で堂々上演!

■NISSAY OPERA 2022
『ランメルモールのルチア』

全2部3幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)
作曲:ガエターノ・ドニゼッティ
台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ
(原作:ウォルター・スコット『ラマムアの花嫁』)

指揮:柴田 真郁  演出:田尾下 哲
管弦楽:読売日本交響楽団

公演ページはこちら

「狂乱の場」(ルチア:高橋 維)

 

【上演日程】
2022年 11月12日(土)、13日(日)
各日14:00開演(開場は開演の30分前)

【料金(税込)】
S席10,000円 A席8,000円 B席6,000円 学生席3,000円※

※未就学児のご入場はご遠慮いただいております。
※日生劇場窓口でのチケットのお取り扱いはございません。
※学生席は2022年10月12日(水)11:00~の取り扱い。日生劇場電話予約[03-3503-3111]のみの取り扱い、席数に限りがあります。対象は28歳以下で、法令で定められた学校に在学中の方のみ有効。窓口にて学生証をご提示頂きます。

【キャスト】11月12日(土)/11月13日(日)
ルチア:高橋 維森谷 真理
エドガルド:城 宏憲宮里 直樹
エンリーコ:加耒 徹大沼 徹
ライモンド:ジョン ハオ妻屋 秀和
アルトゥーロ:髙畠 伸吾伊藤 達人
アリーサ:与田 朝子藤井 麻美
ノルマンノ:吉田 連布施 雅也
泉の亡霊:田代 真奈美(助演/両日)

※ダブルキャストによる上演です。
※やむを得ない事情により、出演者等が変更となる場合がございます。予めご了承ください。

主催・企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
協賛:日本生命保険相互会社

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